みなさんこんにちは!
今年の夏も終わりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
古知累は三ヶ月間の化石発掘調査から無事帰還し、ほっと一息……
つく間もなく、来年度調査の計画を練っております!!
なんと言っても、ネックはお金…!
渡航費、資材費、燃料費、人件費、設備の維持費に化石のクリーニング費……
先立つものが無ければ研究もできません😢
そこで皆様、何卒古知累の調査をご支援ください!
このファンクラブで皆様から頂いた支援金は全額、発掘調査に使わせて頂きます!(※手数料は除く)
継続的なクラウドファンディングとなります。リターンは各有料プランをご確認ください。
月々の有料プランおよび記事に対するチップが対象となります。
古知累の研究を応援したいと思ってくれる方がいましたら、是非ご支援の程よろしくお願いします!
……とは言ったものの、一体どんな調査をするのか知りもせず支援することは難しいですよね?
なので、こちらに来年度の調査計画を簡単にまとめさせて頂きました!
是非是非ご一読の上、判断の一助としてください!!
2025年度モンゴル調査計画
来年度の調査目的は大きく二つ。
1.巨大イグアノドン類化石を発掘しきること
2019年に古知累が見つけた巨大イグアノドン類の全身骨格化石の発掘となります。
これはモンゴルの白亜紀前期の地層から見つかっており、同じ地層からは
・オルニトミムス類ハルピミムス
・角竜類プシッタコサウルス
・イグアノドン類アルティリヌス
などの数多くの恐竜化石が見つかっている場所です。
なかでもイグアノドン類は数多くが見つかっているのですが、我々が掘っている化石は圧倒的に過去最大のものです。
推定体長8~10メートル程度、頭から尻尾の先まで保存された完全全身骨格です。
本来ならば今年中に掘りきる予定だったのですが、余りの大きさに時間と資材が不足して、来年に持ち越しとなってしまいました。
この巨大イグアノドン類化石はモンゴル白亜紀前期のイグアノドン類の成長戦略を知る上で非常に重要な情報を保持しているでしょう。
巨大イグアノドン類化石。寝そべっているのは兵庫県立大学の田中先生
2.モンゴル初となるジュラ紀の恐竜骨格化石密集層を発掘すること
我々は無謀な賭けに勝ちました!
モンゴルは白亜紀後期の良質な恐竜化石で有名ですが、ジュラ紀からは殆ど見つかっていません。
数少ない例外は全てモンゴル西部のもの……それも、状態が良いものではありません。
2023年、我々はゴビ砂漠東部のジュラ紀の地層から二つの恐竜化石を発見しました!
更なる発見に向けて期待と不安を抱えた2024年調査……
なんと、化石密集層を発見してしまいました!
これはモンゴル恐竜研究史を塗り替えかねない大発見です。自分らでも信じられなかったですね。
というか、未だに夢じゃないかと疑っているくらいです😅
あとはこの化石を発掘・研究するのみ!
モンゴルジュラ紀の恐竜化石。アジアの恐竜進化の過程を解き明かす鍵となるかもしれない
もしもこの記事を読んでご支援を検討して頂ける方が居ましたら、是非各プランへの加入・この記事へのチップをご検討ください!!
オラに皆の力を分けてくれー!!!