みなさんこんにちは。
もう6月ですが、今年はなんだか涼しいですね。
どうせどっかででかい雨が降ってそこから急に地獄みたいな夏がくるんですけどね。
さて、先週の進捗ですが、調声をやりました!
やろうと思えば無限にできてしまうので、
絶対に1週間で終わらせると期限を決めてやりました。
アイボス2に大幅なアップデートが入ってからまともに触ったのは今回が初めてだったのですが、
モーラ単位チューニング機能がすごく使いやすいですね。
アイボスあらためAIVOICEシリーズではこれまで単語毎(より正確に言うとアクセント単位毎)にしかパラメーターを調整できなかったんですが、今回のアップデートでモーラ単位で(つまり1音毎に)パラメーターの調整ができるようになり、表現の幅がグッと広がりました。
今までだったら「抑揚」をいじったり、アクセント単位をあえて分けることでなんとかイントネーションを表現していたんですが、それが1音毎に高さを変えたり、感情パラメータをいじることで簡単かつ高精度に実現できるようになりました。
特に感情パラメータもいじれるのが本当にえらくて、同じくモーラ単位で調声できるVOICEPEAKでもこれはできませんからね。
こうなるのだ
(※画像編集で各パラメータを同時表示させてます)
更に、AIVOICE1では別キャラとして扱われてた「蕾」や「雫」が同じキャラの感情パラメータのひとつになったので、喜び:100 怒り:80 悲しみ:20 雫:55みたいなミックスが可能になりました。特に文末の音だけ雫強めにすることで文末をまろやかにするみたいなことができるのがマジ嬉しい。ヒメ感激。
1週間かけてたったこれだけ。うーんタイパ悪い…。
AIのおかげでここ最近の合成音声技術の進化って本当にすごいので、時間はかかると思いますがボイロももっともっと進化してほしいですね。個人的にはSEIRENVOICEの方面でもっと進化してもらえたらなと思ってます。私の手本通りのイントネーションで喋ってくれ。
あと琴葉姉妹の笑い声パターンが全然ないのでEXVOICE増やしてほしい。結月と紲星の笑い声がものすごく豊富なのでなおさら……。
さて、調声が終わったのでいよいよBlenderで撮影開始…といきたいところですがまずは絵コンテを描きます。
それが終わったらいざ撮影ですね。一番楽しいとこです。一番大変なところでもあります。
全工程で一番未熟なところなので……
全体の進捗だとこんな感じ。
①構成・脚本
②3D素材用意
③調声
④絵コンテ ←イマココ!
⑤撮影
⑥動画編集
本来絵コンテはもっと早くやるんですが、実現可能な絵かどうかは調声によって変わってくるのでこの位置になってます。
ボトルネックだぜ……調声……。
ほいじゃ、また来週。