民俗学研究室の裏側

2026/09/14

虫を祀れば富と長寿が得られる?――常世神信仰と古代日本の不老不死

虫を祀れば富と長寿が得られる?――常世神信仰と古代日本の不老不死

西暦644年、日本で奇妙な神が流行しました。その神の正体は、橘や山椒の木につく、緑色の虫でした。 この虫を「常世神」として祀れば、貧しい者は富を得て、老人は若返る。そう説いたのは、富士川流域に暮らしていた大生部多という人物です。 人々は虫を祭壇に祀り、酒や食物を供え、歌い、踊りました。信仰はまた

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