ゆきさんの手品メモ

ゆきさん(ゆっくり手品がたり)の手品関係のアウトプットをしています。 無料プランの方はFantiaの方に入ってもらった方が良いです(Creatiaでは投げ銭プランじゃないと見れないけど、Fantiaだと無料でも見れる記事が割とあります)。

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【翻訳まとめ】Expert Card Technique Part4-Chapter2

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【翻訳】Dexterous Fingers

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Dexterous Fingers

『Expert Card Technique』のパート4のチャプター2の続き。今回も翻訳付き。これでチャプター2は終了。あとは今回のチャプターをまとめたら、チャプター4を読んでいく予定。読みたいのが出来たらそっちに行くけど、読むものがないときはECTを読み進めていきましょう(*゚ー゚)前のhttps...
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【翻訳】Reading the Cards of any Deck

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Reading the Cards of any Deck

『Expert Card Technique』のパート4のチャプター2の続き。今回も翻訳付き。前のhttps://frontier.creatia.cc/fanclubs/1077/posts/43929 Reading the Cards of any DeckJean Hugard氏のトリック(...
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【レビュー】スチール&シルバー 第3巻 by ポール・ガートナー

ブログ版はこっち。

https://yukkuri-magic.com/?p=6042

Fantia・Creatiaではちびっとだけ加筆してまする。

【レビュー】スチール&シルバー 第3巻 by ポール・ガートナー

Steel & Silver Gertner – Volume 3 by Paul Gertner

Paul Gertnerの同名書籍『Steel And Silver』の映像化。3巻+ショーのみ収録の1巻の、実質4本出ている内の第3巻。トリックが解説されている最後の巻。


総評的な

変わらずクラシック系の手順がメインだけど、コインマジックの割合が多いためか、これまでの巻よりも全体的に難易度が高めな気がします。


目玉は多分アンシャッフルド、個人的に好きだったのはフォー・キング・サプライズ。


個別に


アンシャッフルド

デックの側面に書いてある模様が、シャッフルの度に揃っていって観客のカードを当てます。


ガートナー氏を代表するトリックのひとつ。

日本だとセロ氏がテレビで演じたことで一躍有名になったあれです。そろいます、そろいます。


細工・・・というかデックの側面に字を書くのと、多少のテクニックが必要なだけで、特殊な用具とかは要らないので演じたければ手持ちのデックで作れます(厳密に言うとあとひとつありますけど、なんとかなるでしょ)。今だと「キッカーバージョン」が出ていますが、これはアンシャッフルドにさらにクライマックスを足したものなので、購入を検討する際には注意を。


デックの側面で文字を書いて使う系だと、マシュー・ビシュ氏やシンリム氏、ホワン・パブロ氏、のじまのぶゆき氏などがありますが、アンシャッフルドは、デックはほぼほぼレギュラーなので、観客との距離が近い環境での使い勝手は、割と良い方かなぁと思います。


おまけというか、このトリックはフェローシャッフルを何度も行うんですけど、個人的に参考になるアイディアを紹介。


ひとつはエルムズレイさんのアイディアで、フェローで噛み合わせる部分に傾斜をつけて紙やすりで少し磨き、傾斜を逆にしてそこもやすりをかけるとフェローが綺麗に噛むようになります。フェローの原理を考えれば当たり前なのですが、意外と知られていないらしいので。フェローをするのが決まっているのであれば、それを確実に出来るようにする施策は施しておくに越したことはありません。


もうひとつはマイケル・クローズさんのアドバイスで、万が一フェローが交互に噛み合わなかった場合、何度も外して噛み合わせるということはせずに、一旦フェローのフォールスシャッフルをしてから再度挑むほうが良いというやつ。何度もパケットを合わせては戻すという姿は、観客から観るととても無様だと思っていたので、このアドバイスは的確だなと感じました。


Unshuffled Kicker by Paul Gertner(Vanishing inc.)

EDGE by Mathieu Bich(Penguin Magic)

52 Shades of Red Version 3 by Shin Lim(Vanishing inc.)

INK ON THE DECK by Juan Pablo(Penguin Magic)


フォー・キング・サプライズ

観客が自分の選んだカードを当てます。


構造的にはガイ・ホリングワース氏の「トリック・ウィズ・サイコロジー」なんかが近く、マジシャンVSギャンブラー現象の演出を変えた感じともいえるかなと。


この手順の目玉はその辺ではなくて、クライマックスの手法かなと。言ってしまうとマジシャンズ・チョイス的なものだけど、アイディアでここまで劇的に見せれるとはーと本当に感心。M・チョイス使うのであれば押さえておきたいアイディア。


レビュー:「リフォーメーション by ガイ・ホリングワース」


フリック

コインで使うテクニック。


デビッド・ロス氏やラリー・ジェニングス氏も同じ技法を発表しているとのこと。個人的にはディーン・ディル氏の印象が強いかな。


フリックの意味の通り、親指でキックするあの技法です。


スリー&スリー

銀貨3枚と銅貨3枚で行うコイン・アクロス。


「フリック」とギミック1枚を使うコイン・アクロス。両手がほとんど近づかないものの、ちょっと不自然さを感じなくもない。おそらく、猫背でもない限りそういう動きが自然に感じるような姿勢は取りづらい・・・からかなぁ。逆に言うとスライディーニ氏のようなスタイルの人が使えば魔法かも知れない。


ハンピンチェンとかギャロー・ピッチを多用したトリックでも感じるけど、意外と属人性の強い技法(トリック)なのかもしれませんな。


フォーパート・トランスポジション

1枚の銀貨と1枚の銅貨のトランスポジション。


「フリック」を使うコインマジック。テーブルにコインを置いて、手で覆ってどけると入れ替わっているという見た目。クライマックスは両コインが消失する。ヴァリエーションとして、最後に2枚ともチャイニーズコインに変化するというのも解説されています。


コインの位置が前後なので、ちょっと見づらい気がしました


1枚コインをラッピングした後に、もう1枚ラッピングするやり方にも触れているので、気になる人はそれもどーぞ。


ゾーズ・アー・ジ・エーセス

4枚のAの間に挟んだ観客のカードが消えます。


パームオフみたいな現象。こういうのでいいんだよ、こういうので。人によってはちょっと物足りないと感じるかも知れないけど、わたしは無駄にカウントが多かったり、カードを入れ替える操作が多いトリックが合わないので、このトリックで選択されている技法は好みです。


2段構成になっていて、1段目はアール・ネルソン氏のものとのこと。


スナッピング・ハーフ

コインをパキッとして増やした後にコイン・アクロス。クライマックスではさらにパキッとしてコインをめっちゃ増やす。


クライマックスでコインは8枚まで増えるので、客受けするのは間違いない。


使うコインはチャイニーズ・コイン2枚と銀貨6枚だけど、銀貨8枚だけでも演じれなくはない。


両手でしっかりクラシックなパームが出来るくらいなら、問題なく演じれると思います。


MCAバニッシュ/チェンジ

複数枚のコインバニッシュ。


なんかとてもこう、可能性を感じるテクニック。

コインを複数枚消し、直後に両手を検めれるようにするには、ギミックなり無理のある技法が必要なケースが多いけど、技法のみで達成するのはすごいですねー。


マイザーズ・ドリームで使う技法(バケツにコインをじゃらっと入れるけど、空っぽ。という技法)に似たものがあったけど、こういう技法好きなのかもしれん。やっぱり音を上手く使う技法は強い。


KIXバニッシュ

コインをマットの上に置いた状態で行う技法。


何説明しても種明かしにしかならねぇ。ラッピングで出来る現象の表現集だ。


$100カード・トゥ・ウォレット

紙幣とカードが消えて、財布の中の封筒の中から出てくる。


氏が企業イベントなどで必ず演じるルーティンだとか。


財布はルポールタイプ。ビル・スイッチやデックケースのシュリンキングやらも交えているので、観客の満足度が高いルーティンかなと。


ルポール・ワレットを使うときの参考に。特典映像に収録されてる演技は、この手順をさらにパワーアップしてるのでそっちも。

新品の紙幣を糊付けされた束から剥がすギャグをしていて解説がないけど、これは1巻で解説していたやつなので気になった人はそちらを確認で。


【レビュー】スチール&シルバー 第1巻 by ポール・ガートナー


特典映像

1巻2巻と同じジョニー・カーソンのトゥナイト・ショーへの出演映像。通常版とオーディオ・コメンタリー版を収録。


ジョニーが引退する8週間前で、出演するゲストの予定はすでに埋まっていたが、当日の災害によってゲストが来れず、ジョニー本人から直接来れないかと連絡が来たとか。


チャンスは準備をしていた人間が掴むって言葉を思い出しますね。


演じていたのはカードマジックと、$100カード・トゥ・ウォレット・ルーティンの特別版。

最初のカードマジックは類似のは色々あるけど、おそらくジョン・メンドーサの「Female」かな。


My Best – Volumes 1-3 by John Mendoza(Vanishing inc.)

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    投げ銭プラン月額500円(税込)

    ・パブリックドメインになった洋書の翻訳 ・考えたトリックの解説 ・教材用に作った解説書の公開 ・あまり宜しくなかった手品商品のレビュー ・手品のタネに触れざるを得なくなったレビュー ・日本人作品のレビュー ・表に出しづらい話 などが主な内容です。 商品ページで過去に翻訳したものが読めます。

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